1500円で買った ”adidas風” のスニーカーにadidasロゴをペイントしたら ”もっとadidas風” になった

ご存じの方も多いかと思いますが、靴の通信販売で有名なヒラキというお店があります。
ここの靴はとにかく安い、おそらく自社製品だと思うのですが

どこかで見たことあるような、ないような、
そんな靴が沢山並んでます。

サイトを見てると かなり adidas風 なスニーカーを見つけました。
見れば見るほど adidas風 なんです。

厳密に言うと adidasスタンスミス風。

いや、ロゴを入れ忘れた スタンスミス じゃないか?
もしかするとお客さんがロゴを描いて完成させるタイプのやつかも?
・・・と思うくらいに似ています。

という事で adidas風 スニーカーを買って
もっとadidas風 にする事にしました。

失敗しても1500円だし。



以下、作業の工程を紹介します。
先頭に一連の流れを撮影した動画も掲載しております。
良かったら合わせてご覧ください。

作業動画

①カッティングプロッターでロゴを切り出す

パソコンで adidasのあの葉っぱのようなロゴを描いて、そのデータを カッターの刃が付いたプリンターのような機械(カッティングプロッター)で切り出していきます。

切り出したシートの不要な部分を剥がします。
今回はステンシルの要領で塗装するので塗装したい柄の部分のシールを取り除いていきます。

地味な作業ですが、この時にミスしていたら後々取り返しのつかない事になるので慎重に。

②コーティングを剥がす

アセトンで拭いて靴のコーティングを剝がします。
元々の靴に施されているコーティングの上にペイントすると剥がれてしまう可能性があるのでここはしっかりと拭き取ります。

③ロゴシートを貼り付ける

アディダスのスタンスミスはかかとの緑の中にロゴが入っているのですが、
若干形状が違うのと あまり同じにしても面白くないので違った場所で考えました。

色々位置を試した結果かかとよりの外側の面に一か所と、
シュータンの部分に一か所にしました。

④マスキングする

塗装時に誤って汚してしまわないように周りをマスキングテープで囲っておきます。

⑤色合わせをする

ロゴの色は バックステー(アキレス腱のあたり)と同じ緑色にします。
塗料の緑にほんの少し白を足して色を作っています。

そこそこ近い色になりました。おそらく乾くと同じくらいになるんじゃないかと思います。
素人がこれ以上頑張ると迷走してしまうのでこのまま塗装に入ります。

⑥塗装

ようやく塗装開始です。最初は薄く色をのせていきます。
ベースの白が透けて見えるくらいで大丈夫です。
初めから厚塗りせず数回に分けて塗る方が失敗がなく出来ます。

塗装→乾燥 を繰り返して塗りムラをなくしていきます。
複数回に分けて塗装する場合 ヒートガンがあると乾燥が早いので効率よく作業ができます。

今回は3度塗りで終了しました。面が少ない塗装なので塗りムラも目立たず仕上がりました。

⑦カッティングシートを剥がす

塗装が終わって乾燥したらシートを剥がしていきます。
ゆっくり丁寧に剥がしていきます。下準備の段階でコーティングをちゃんと除去できていなければ
シートと一緒に塗装を剥がしてしまう危険があります。

文字の中の細かい部分もデザインナイフ等を使ってはがしていきます。

どんどんペイントした柄が見えてくると急にテンションがあがります。
細かな箇所も全部綺麗にシートを剥がせば終了、仕上げ作業に入ります。

⑧コーティング塗装

クリアマットのコーティング塗料で仕上げ塗装をします。
ペイントした箇所だけ塗るとムラがでるのでスニーカー全体を塗っていきます。

塗ってすぐはツヤっぽく見えますが、乾燥するとだいぶ落ち着いた質感になります。
ただ、完全なマットな感じにはなりません。

⑨靴ひもを通して全行程終了

コーティングが乾燥すれば大事な作業はほぼ終わりです。
あとは紐を通しておしまいです。ここまでくると早く履きたくてウズウズしています。

完成試着写真

完成したスニーカーを履いて出かけてみました。
顔を近づけて見る人もいないのでおそらく ”ヒラキカスタムの手書きアディダス”には気づかれていないと思います。

adidasのスタンスミスを普段履いているので恐らく出番はほぼ無いとおもいますが、
思っていたよりも出来が良かったので、雨の日に汚れてもOKな靴として履こうと思います。

値段も1500円と気にならない程度なので皆さんも是非ヒラキカスタムで遊んでみてください。

ただ履き心地は、、、値段円相応です。
あしからず。

使っている道具